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zoom RSS 大岡昇平: 文学の軌跡

<<   作成日時 : 2017/04/10 22:46   >>

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川西 政明 著
2016 河出書房新社

菅野 昭正さんの「小説家 大岡昇平」も力作だったが、
こちらも力作だと思う。

アプローチが全く異なっている。
こちらの方が、
大岡さんが亡くなっているから、書かれ得た内容になっていて、
知らなかったことも多々あり、
驚かされた。

文学畑にあっての大岡さんの独特な立ち位置が浮き彫りになって、
いろいろ腑に落ちる。

そして、
終わりの方になって、
自分が本を読みふけった1970年代の前半が、
戦後文学者たちの豊饒な収穫期の終わり頃だったことを、
はっきりと知らされた。
知らず夢中になって読み耽っていた自分が、
その時代の子になっていることを納得する。
出来の悪い子だが…(笑)

読みながら、かって読んだ様々な本が思い起こされ、
理解できないながらもいろいろ影響されていることを、感じた。

私の中の無意識を意識化してくれてありがたい本。

川西政明さんの遺著。
そう知ると、中の文章の速さが頷ける。

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