「“がん治療革命”が始まった 〜プレシジョン・メディシンの衝撃〜 」 2016年11月20日(日) 午後9時00分〜9時49分放送の、 NHKスペシャル番組。 がん細胞の遺伝子を解析し速やかに適切な薬を投与する事によって、 がんの治療を効果的に進める手法を紹介していた。 これまでの治療は、臓器別に行われていたが、 この検査によって、他の臓器のがん治療薬を処方する事も有る由。 全く新しいアプローチの治療が始まっている事を初めて知った。 「日本では去年(2015年)、 国立がん研究センター東病院など全国200以上の病院と10数社の製薬会社によって 「SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)」 と呼ばれるプレシジョン・メディシンのプロジェクトが始動した。」 まだ、始まったばかりの試みで、 まだまだ進展の余地が有る、 というより多いので、 現時点では、 がんの治療の幅がより広まって、 その中でより効果的なものが出てきている、 ととらえた方がいいらしい。 そして、日々多く発表される研究結果を活かすため、 人工知能を用いているとの事。 解析された遺伝子に合う薬を見出すのに、 欠くことができない。 この人工知能の名が「ワトソン」 この名前で、昔読んだ本を思い出した。 「IBMの息子―トーマス・J.ワトソン・ジュニア自伝」 日進月歩のコンピューター事業を受け継ぐ難しさが、 伝わる本で、 その後、IBMは、ハードを作ることを止め、 システムに特化した事業展開をしていることを、 思い起こさせる。 更に昔、読んだ 「ガン回廊の朝」の時代から、 随分遠いところまで来たなぁ、 という感慨もある。 |
<< 前記事(2016/12/18) | ブログのトップへ | 後記事(2016/12/25) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|
<< 前記事(2016/12/18) | ブログのトップへ | 後記事(2016/12/25) >> |